― 見つけようとしないと、見つかる不思議
「自分のやりたいことってなんだろう?」
そう思っているときって、なぜかうまく見つからない。
探しても探しても、しっくりこない。
それはたぶん、“探そうとしすぎている”からかもしれない。
やりたいことって、
意外と「探しに行った先」ではなくて、
ふと立ち止まったときや、どうでもよさそうな場面で、
突然顔を出すものなんだと思う。
今回は、そんな“見つけようとしないとき”にこそ
自分の本音が見えてくる、8つの感覚について書いてみます。

ぼーっとする
考えすぎると、本当の声が聞こえなくなる。
スマホを手放して、何もしない時間を持つと、
心の奥から「これ、やってみたかったかも」が浮かんでくる。
静けさは、直感の入り口。
アンテナをはる
“見つける”じゃなくて、“引っかける”。
何かを探しに行くんじゃなくて、
「なんとなく気になる」に素直になる。
街角のポスター、誰かの一言、本のタイトル。
「うん?」と反応する感覚を信じてみる。
情報収集(でも、比べない)
誰かのやり方や成功は参考になるけど、答えではない。
たくさんの世界に触れることで、
「これは好き」「これは違う」が浮かび上がる。
集めた情報よりも、自分の反応が大事。
本屋さんに行く
なぜか惹かれるタイトル。ふと手に取った本。
アルゴリズムじゃ出会えない“偶然”がある。
本屋は、自分の無意識が表に出る場所。
小さな“引っかかり”が、次の道につながっているかも。
直感力をきたえる
直感って、センスじゃなくて習慣。
「理由はわからないけど、なんかいいな」を追いかけていると、
だんだん自分の“好き”がはっきりしてくる。
直感は、経験と観察の積み重ねで強くなる。
“なんとなく”を信じる
「なんとなく好き」「なんとなく居心地がいい」
それって、ちゃんとした理由がある。
でも、最初は理屈じゃなくていい。
“なんとなく”の中に、本音が隠れてる。
過去を振り返る
子どものころ、夢中になったこと。
誰に言われなくても続けてた遊び。
今の自分をつくった“熱中”が、ヒントになる。
昔の自分に、答えを聞いてみよう。
人から言われたことを思い出す
「〇〇って向いてるよね」
「そういうとこ、あなたらしいね」
他人の言葉には、自分では気づけない強みが隠れている。
ふとした一言が、未来の種になることも。
おわりに
やりたいことって、
“探しにいった先”じゃなくて、
“気づいたらそこにあった”という形で現れることが多い。
焦らなくていい。
がんばらなくていい。
ぼーっとして、なんとなくを大事にして、
偶然を味方にしていると、ふと出会える日がくる。
見つけようとしないと、見つかる不思議。
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